【バイク】昔むかしの骨折り話4

骨折り話の最後。目撃者さんと会った話。

この事故のとき、私は後ろから車にぶつかられたので
実は、自分がどういう状態で車と接触したのか、全然わかっていなかった。

完全に視界の外から衝撃音がして、一気に体を持っていかれて、何も考える暇もなく空を飛んだ。
飛んでから着地するまでは、謎に時間が引き延ばされていて、走馬灯を観たりツーリングのことを考えたりしていたけれど
接触した瞬間は何も考えていなかったし、事故の状況を俯瞰したり分析することなどできていなかった。

なので、警察に事情を聴かれても、ロクにまともな話ができなかったのだけれど
そのとき私の真後ろで事故を目撃していたドライバーさんが現場に残ってくれて、警察に詳しく話をしてくれた。

当然といえば当然だけど、事故の加害者の話はとても一方的で、私の非を猛烈に並べ上げたものだった。
警察は、事故処理のプロなので、そんな話を一方的に調書に書くことはない・・・とは思うけれど
私は痛さとショックでまともにしゃべれなくなっていたので、あることないこと書かれるかもしれないと思うととても不安だった。

加害者の語った事故当時の信号の状況や速度の話などは事実(少なくとも、私の記憶)とは全然違うものだったのに
あたかもそれが事実であるかのような調子で、警察の人が私に確認を取ってくる。
「~・・・ということですけど、それでいいですか?」みたいに。

違う違う!そうじゃない!・・・と思っていても、痛さで弱気になっているときにケイサツの人に「ですよね?」みたいに確認されると
思わず「あ、はい」と同意しそうになる^^;
もしくは「いえ、わかりません。」というテンプレ回答をロボットのように繰り返すことしかできなくなって
雄弁で表現力豊かな加害者の証言に比べると、とても貧相なものになってしまう。

事故初体験だった当時の私は、冷静に落ち着いて対応することができなくて
ただただ、加害者の一方的な証言を端で茫然と聞くことしかできなかった。

ここで、目撃者さんの登場となるわけです。

目撃者の方の話は、とても公平で論理的で、私の記憶とも合致する事実のみ話してくれた。
まぁ、事故を起こすと、誰だって(加害者だって)冷静ではいられなくなるわけで、当事者の証言なんて主観でいくらでも歪んでしまうものだと思う。
警察もそこのところはわかってくれているようで、目撃者さんの証言を丁寧にメモに取ってくれていた。

実際に、彼の証言がどれくらい調書に影響を与えたのかは不明なのだけど
私としては、彼がホワイトナイトのように神々しく感じられた。
長い聴取になったので、かなりの申し訳なさもあった。

なので、当日の聴取がすべて済んだタイミングで
目撃者さんと実際に話して、彼の連絡先を教えてもらった。
ぜひ、後日お礼をさせてもらおうと思ったのだ。

相手は40代くらいの中年の男性で、怪しい人には見えなかったし
お礼にはイインチョ(夫)と一緒に行くつもりだったので、とくに何の警戒心も抱いていなかった。

今にして思うと、私のこの行動(目撃者さんの連絡先を聞く)は、事故対応としてどうなんだろう?と思う。
あるべき姿なのか、それとも、やらないほうが良かったのか・・・。
正解はわからないけれど、その時の私は迷っていなかった。
後日、手土産をもって彼の家に足を運んだのだ。



というわけで、中途半端ですがここでタイムオーバーです。
次回、目撃者さんと話をします。
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

最新記事
最新コメント
鳩の大好きアイテム
カレンダー
06 | 2020/07 | 08
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
カテゴリ
リンク