「ろーどそうるず」を読んでみた

先ほど、会社の若い子にCADの操作について質問を受けたので

これこれこーで、この動作は決定にリターンキーを使用してはダメなんデスよ~・・・と説明していたら

リターンキーって何ですか?あ、Enterのことですか!」と驚かれました・・・

うぉーーパソコン暦ン十年にして初めて気が付いた!!ホントだ!!会社のマシン、ぜんぶReturunキーじゃなくてEnterキーだ!!

こんにちは。40代のオッチャン上司に「鳩子さん、僕と同年代だね」とニヤリ笑いをされた@鳩子です。
うぉぅうおぅぅぉぉxx(少々動揺中です。しばらくお待ちください)


ニヤニヤ笑いの止まらないオジサマ連中からの情報によると、「Returun」キーというのは現在ではMacキーボードで使われる名称らしいです。

それか、タイプライター全盛時代を知っているOLDタイプのユーザーが使う名称なんだとか・・・

タイプライターて!いくらなんでも古すぎるわよ!!(そりゃまぁワープロ愛好家だったけどね。パソコンなんて、学校卒業してから普及したわよ悪かったわね)

生まれて初めて買ったMyパソコンは、青のiMacちゃん。
たしか「サルでも使えるiMac」というキャッチコピーでしたが、しょっちゅう動かなくなって「アタシはサル以下かーーー!」と怒り狂った記憶があります。

スマホを持つと、緊張して手が震えるのよね・・・ポケベルならいまでも操作できると思うんだけど。あぁいやだいやだ。年を感じるわ~

さて、今日の話題は、『書き下ろし日本SFコレクション NOVA3』(河出文庫)に収録されている小川一水さんの「ろーどそうるず」という小説に関する話題です。
(内容にはネタばれが含まれていますのでご注意ください)

今日の記事は、私の魂の本友:超スズメさんに捧げます
(続きはクリックでご覧ください)


で、ですね。私の魂の本友:Lynnさんに薦めていただきまして、久しぶりにSF作品を読みました。


この話は、主人公の「M3R3001」というバイクと、そのバイクのデータを研究している仮想テストマシン「RD16-VPT」との会話形式で成り立っているお話です。

主人公には自己診断機能(ダイアグノーシス)という人工知能が搭載されていて、人間のように(というか擬人化された様式で)データを報告する能力があります。
仮想テストマシンは、主人公たち市販バイクから送られてくる実走データを分析し、次世代のマシン開発に役立てる・・・という役割を担っています。

物語は、様々なオーナーに乗り継がれていく主人公の実走レポートを、仮想テストマシンが分析する、そのやりとりで流れていきます。
作者の人は、かなりメカが好きな人のようで、オートバイの機構やセッティングの話が随所に散りばめられています。
なので、メカが苦手な人は最初とっつき難く感じるかもしれません・・・が、イニシャルDやバリバリ伝説を読んで「あ~癒される~~」と感じる感性の方
逆に「俺、普段は小説なんて読まない」という人でも楽しめる作品だと思います。

大丈夫。メカなんて全然知らなくても、雰囲気だけ愉しめばOKです(笑←理系男と常時付き合っている女の極意)

主人公は最初、免許取立てのペーペーライダーに買われます。
このライダー、立ちゴケもエンストもするけど、「乗り始めの病気」に罹っていてとにかく主人公(M3R)に惚れこむんです。
そしてM3Rも、そんなぺーぺーライダー君にすっかり情が移ってしまい「いつか、リアにこいつの子供を乗せて走ったりしたら・・・最高だな」とか言っちゃう。

もう、このあたりからアタクシの涙腺、大決壊。

だって、作品の中でも語られていますけど、「バイクの寿命なんてせいぜい15年」じゃないですか。
免許取立ての若者が自分の子供を乗せて走る・・・それって、購入してからずーっとワンオーナーで廃車まで乗り続けるってことですよね
そういうの、ぶっちゃけ結構少ないシチュエーションだと思うんですよ(とかいいつつ、自分も夫もそれに近いパターンですけども)

だけど!そういう気持ち、ライダーの多くが一度は味わったことがあると思うんです。「もう一生こいつに乗る!」みたいな。
そういいつつも、新しいバイクが出たら「あ、ごめん。やっぱ売る。」みたいな裏切り(?笑)もよくあることだと思うし
事故や生活の変化などで、バイクを降りる人もたくさんいると思うんですよ・・・そういう事情も踏まえた上で、もし「いつか、こいつの・・・」なんてバイク自身が語ったりしたら
これはもう、悲しいというか嬉しいというか
ごめんSV(←私のバイク)、実はアタクシちょっとだけグラディウス(SUZUKIの650ccVツインバイク)に浮気してた
バトルホッパー型のバイクが出たら乗り換える気持ちもあった(超ミーハー)


まぁ、そんな私の浮気心はどーでもいいとして

物語はさらに進み、件のペーペー君が彼女を後ろに乗せ、M3Rで事故を起こしてしまいます。

幸いけが人は出なかったものの、ペーペー君はバイクを売りに出してしまうんですね。

その後主人公M3Rは、ライダー便に使用されたりプロライダーに趣味用マシンとして買われたり
盗難に遭ってベトナムに売り払われたり、テロに巻き込まれたり・・・

そんな主人公M3Rを、仮想テストマシンRD16は必死でサポートします。

M3RもRD16も、当然人間ではないわけですが、非常にアンリアルに人間くさく描かれていて
これがまた涙を誘うのです。男の友情、ここにあり!という感じでね・・・。熱いのよー

そして、最期には驚きのオチが用意されています。
ただ悲しいだけでは終わらない。
よかったね、よかったねM3R----!!!と取り乱したくなるような熱いエンディングが待っています。

オチが気になる方は、是非本著を手にとって見てください。
もしくは、私が貸し出しますのでリア友さんはご一報を。(おおとりさん、読んでみる?)

この主人公M3R3011ですが
スペックはこんな感じです

・三気筒750cc、軽量直噴クリーンディーゼルエンジン搭載
・オン・オフ両用の万能プレジャーオートバイ(いわゆるデュアルパーパスっぽい?)
・非舗装路からサーキットまで走破できる丈夫でしなやかなサスペンション
・内蔵の通信機能で常時ソフトウェアを自動的にアップデートする高性能統合制御ユニットの搭載

3気筒750ccのディーゼルエンジンですってよ、奥様!
欲しいよなぁそんなバイク。燃費もいいらしい。

これですねぇ、絶対映像化して欲しくない作品だと思いました。
会話形式で話が進むトコロが、想像力をかき立てられるポイントになっているので
映像になっちゃったらガッカリもいいとこだと思う。

でも、ラジオドラマだったら面白いかな。もちろん、M3Rは大泉洋さんで!熱くてとぼけた男といえば~彼が一番

今年も残すところあと一週間♪
今年こそは手作りおせち&2年参りを実現すべく、前倒しの大掃除に励む一週間にしたいと思います
それでは今週もがんばりまっしょい

にほんブログ村 バイクブログ スズキ(バイク)へ←夫の実家から届いたお餅が丸かった!東海はね、角餅と丸餅の両方が売られているのです。どっちも「俺がメジャー」顔してるんですよ!きっと餅の国境ラインが東海地方内にあるんですね。
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コメント

No title

Lynnさん

>背後には、数字と記号の羅列をスクリーン一杯に流します。

甲殻機動隊(映画)やマトリクスみたいな、あんな感じでしょうか?
先日、夫がボーカロイドのライブ映像をYoutubeで見せてくれたんですけど
もう、シャロン・アップル超えたね!っていうくらい凄かったです!
最近の3D映像技術は凄いですよね・・・でもろーどそうるずなら敢えて2次元でやって欲しいかなぁ。
朗読の舞台ですか。うーん、それならお金もかからないし・・・ほんとに誰かやってくれませんかねぇ~絶対見に行くのにな~!

No title

ゆき☆さん

>音はルパン三世みたいで格好いいんですけど。

あの、オープニングのやつでしょうかww
私は仮面ライダーWを連想したんですが・・・なんだろう、この負けた気持ち(笑)

ろーどそうるずは、興味がおありなら今度持って行きましょうか?次にお会いしたときに回収しますので、ゆっくり読んでください~
「西の魔女~」は諦めて、今回のお土産(To M嬢)はサメグッズにしました。
知的なオバチャンに徹さず、出来るだけシンプルに彼女の喜ぶ顔がみたかったので・・・あぁ、もうどんどん「親戚のオバチャン→田舎のおばあちゃん」化してるっ

No title

リターンキーとか確定キー、実行キーの方がなじみ深かったりします。
タイプライターは英文タイプは触ったこともないけど、和文タイプは仕事場にあってさわったことがあります。

そういや昔の緑の窓口の端末のような、キーボードじゃなくてページをめくって打ちたい活字探し、そこにある穴をペンで押してくワープロもあったな~
紙テープの記録媒体や湿式コピーも・・・

さて、私はいつの生まれでしょう(笑)

ろーどそうるずは朗読の舞台なんてどうでしょう?
もちろん、M3Rは大泉洋さんで。

背後には、数字と記号の羅列をスクリーン一杯に流します。
M3RやRD16の言葉に合わせてその流れを変えて感情を表現する。
なんて妄想してみました。

No title

はーい、学校の授業がリアルにタイプライターだった私が通りますよ。
パソコンやワープロより遥かに強い力が必要なので、薬指に皆泣いてましたねぇ。
音はルパン三世みたいで格好いいんですけど。

それとどうでもいい話題にも一つ喰いついていきます。
東海は東西の文化の分かれ目なんで、色んな物が東海地方辺りで変わりますね。
おせちが鮭かブリか、おもちが角いか丸いか、アホかバカか・・・etc。
入り混じった文化で面白いですね。

あ、本題。
ろーどそうるず、今度本屋さんで探してみます。
(ごめんなさい。読んでないので現段階ではコメント出来なくて)
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